2019.5.9

・スタートアップゼミ

都市形成史分析。土地所有権の変遷を読み解く論文を題材に、文献の集め方、そのデータ化の方法などを扱った。

元来、歴史研究というのは、普遍性と固有性の塩梅が難しくて、研究としていかにシャープになるのかがわかっていなかったが、単純にその地域についての歴史をまとめること自体にも、それが残るという意味で研究的価値はあるのだと思わされた。

 

 

・基礎プロTA

一個下のレイヤー分析の課題を見る。完成度が高かった。やはり地図上で手を動かす、という営みは本当に価値があって、そうした営みの深さは分析や理解の質に決定的な影響を与える。

去年、自分のやつは、扱う範囲の決定を曖昧にしてしまって、範囲がずれる形でレイヤーを重ねてしまったので、結果的に深いところまでいけなかった。また、1:10,000の地図があったりなかったり、あるいは、範囲がずれたり、みたいなので、歴史的なところも読み込めていなかった。応プロ1の雑司が谷の分析はそこそこ良かったので、あの感じを忘れないようにしたい。

また、テクニカルな話としては、ダイアグラムにはベースマップがあった方が良い。