2019.5.10

理論談話会二つ

 

・simplification decomposition

均衡配分を解く方法として、Frank-Wolfe法を非対称問題にまで拡張したもの。

1番時間の短いところに全てのフローを流す

> 全部のフローを流した結果、先の最短経路以外で、最短のところができた場合、それら2つの経路の時間が同じになるようにフローを決定

> それら2つにフローを流して時間を計算して、それ以外の経路でさらに時間が短い経路があるなら、それも含めた3つの経路に時間が同じになるように流す

> 以降、繰り返し

 

でもこれって、Frank-Wolfeも同じだったような気がするが、どこが違うのか....

 

・都市形成モデル

内容自体は正直あまりよく分からなかったが、輸送における氷解コストをうまく設定することで、資源分布や地形情報を入れると、最適な交通ネットワークが生成できるというモデルが作れる。これにより、インフラ投資の必要性が言えたりもする。

 

・確率フロンティア

入力に対して、出力の効率性を評価する方法。非常に簡便な方法で効率性を相対的に評価できる。ただし、相対的な効率の順位がわかるだけで、なんの入力が効いているかや、効率性の原因は決定できない。

効率性の評価と捉えると、非常に汎用性が高く、かつ簡便。駐車場の効率化、都市計画の効率化、色々評価はできる。

 

・アクティビティモデル

自分の発表分。スライド作りに時間をかけすぎたか。まあその甲斐あってか、発表はよかった。やはりアクティビティモデルはなかなかすごい。

Feasible setから、クラスタリングしてChoice setを作るところ、パターン認識なのでかなり深い。