Sapiens: A Brief History of Humankind (途中)
『サピエンス全史』"Sapiens: A Brief History of Humankind" Yuval Noah Harari
Sapiens: A Brief History of Humankind
- 作者: Yuval Noah Harari
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2015/04/30
- メディア: ペーパーバック
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- サピエンス史上の3つの革命
- 認知革命
- 農業革命
- 科学革命
- 認知革命
- 世界は極めて長期的な視点で見れば統一へと向かっている
- 紀元前1000年期に、普遍的な秩序となりうる3つが生まれた
- 貨幣
- 狩猟採集後、社会が大きくなり専門化が進むと、専門家同士の物々交換には困難が生じる
- 貨幣の登場
- 帝国
- 宗教
- 農業革命
- 農耕革命以前の狩猟採集生活の方が、栄養バランスも良く豊かな生活
- 何らかの種が不作でも、他の種で栄養を補えるし、移動もできる
- 狩猟採集時代は、生きる上で様々な知識や技術を要したので、より優れた人間でないと生き残れなかったが、現代では無能でも生き残れるので、現代人の方がある意味愚かである。
- では、なぜ不安定な農耕を選んだのか。
- かつては取るに足りない植物だった小麦にとっては、人間を利用することで大成功を収めている。
- 毎世代のほんの少しの努力の積み重ねが、後戻りできない農耕の苦悩になった。
- 最初は気候的な要因で小麦が少し増えた
- 小麦は調理しないと食べれないので、採集した人は野営地まで小麦を持って帰った
- その途中で小麦は溢れ、人がよく通る所には新たな小麦が生えた
- 小麦の食べる量が増える
- スパイラル
- しかも、人間が森や藪を焼き払う
- 小麦の繁茂につながる
- その結果、次第に放浪の生活様式ではなく、永住に変わっていった
- なおさら、小麦栽培に割く時間が増える
- いざという時のために穀物を蓄えるため石造りの家や穀倉を立てる
- 刈り取りのための石の鎌や小麦を引くための新しい道具を開発
- 食料の供給量増加
- 放浪を辞めたことで、かつては移住の足手まといとなった子供についても、女性は毎年子供を産めるようになった
- お粥で育てられるので早く離乳した
- 子供が増えることでなおさら食物が必要になった
- 定住により病気が流行りやすくなる
- 乳児の死亡率増加、それを上回る出生率の増加
- 少しずつの改良が後戻りできない負の循環に
- There are three revolutions in Sapiens' history.
The first revolution is a cognitive revolution.
The reason why Sapiens overwhelmed other species is the ability to use language.
The strong point of Sapiens' language is to make abstract conversations possible.
We can talk about fictions, which don't exist in our world.
We can cooperate flexibly by the ability to talk about fictions such as myths.
- Humans lived more affluently before the agriculture revolution than now.
If some crop are poor, we can make up for loss by other crops and we can move to rich soil.
In the hunting and gathering era, humans needed various knowledges and skills, so only superior humans can survive.
However, incompetent humans also can survive today, so in some respects humans today are stupider than before.
